日本アトピー協会は、アトピー性皮膚炎およびアレルギー諸疾患に対して、安心と安全、そして快適と向上を目指す人々の暖かい誠意に基づき組織された団体です。

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東日本大震災・平成23年台風12号で被災された患者さんへの支援のご報告

東日本大震災・平成23年台風12号の被害に遭われた皆さま方へ

このたびの東日本大震災・平成23年台風12号の被害に遭われた皆さま方に心からお見舞い申し上げます。現在、官民あわせ多くの方々が救援・支援活動に携わり被災された方々が元通りの暮らしに復することを願って尽力されており深謝いたします。

私ども日本アトピー協会も微力ながら被害に遭われたアレルギーの方々に向けての支援物資のお届けを地震発生の翌日から取り組み、ようやく支援ルートを確保し救援物資をお送りしております。

患者さん、先生方有志、そして法人賛助企業様各位、さらにお会いした事のない個人の方、企業の方々からの暖かいお心遣いを、一刻も早くお届けいたしたく、支援の輪を広げております。被害の規模から息の長い支援活動が望まれます。ひと際のご支援を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。

被害に遭われた皆さま方には、励ましの言葉もございませんが、何より一人でも多くの方が元気になられます様、願い祈っております。どうか遠慮なく手を差し伸べて下さい。微力ですが私たちは支援を惜しみません。

NPO法人日本アトピー協会
代表 後藤田 育宏

【支援報告】

レスキューパック震災後、被災地で頑張っておられるアトピー・アレルギー患者さんにご使用頂ける様々な商品を詰め合わせた「日用品レスキューパック」のご支援を続けて参りましたが、各企業様や個人の有志の皆さまからお寄せ頂いた様々な品々も、平成23年12月末日をもって全て被災地の患者さんに向けお送りを終えました。

小さなご支援しか出来ませんでしたが、今回私共の支援活動にご快諾頂き、多数の商品提供を頂きました企業様、並びに私共患者会員様、また初めて震災支援で私共に物資を送って下さいました個人有志の皆様方。
この場をお借り致しまして、改めて深謝致します。

今後も被災地で未だ頑張っておられる患者さんに向け、私共が出来る支援を行って参りたいと考えております。より一層のご支援・ご鞭撻を賜ります様、何卒宜しくお願い申し上げます。

賛助企業様や有志の方々からの支援物資。有難うございました。

ノンアルコールのペーパーおしぼりをご支援頂きました。被災地のアトピー患者さんには大助かりのアイテム。リクエスト頂いた方々にレスキューパックに詰め合わせお送りしました。

日々到着する企業様からの支援物資。事務所は作業スペース確保で大変でした。

重さに耐えかねて、一番下の防寒用ズボンの箱が潰れ、荷崩れが再三発生。

今回の震災で、はじめてお知り合いになった企業様からご支援頂いた手作りの低アレルゲンクッキー。再三に渡り、大量のクッキーをご支援頂きました。有難うございます。

食料品関係ご支援の次は、患者さんにはやはり肌着やタオルのご支援。1000枚を超える男女子供用から大人まで、各サイズのご支援を頂戴しました。被災地の皆さんのリクエストサイズに合わせ、洗い替えも加えてお送りしました。

患者さんのご提案で絵本のご支援を患者会員さんにお願いしました。絵本作家の先生からもご自身が書かれた絵本を大量にご支援頂き、また有志の皆様からのお申し出で、塗り絵やお絵かき帳・おりがみ・クレヨンなどが大量に。全てを組み合わせてお絵かきパックを作り、お申込み頂いた患者さんのレスキューパックに詰め合わせました。

ノンアルコールのウェットティッシュ。肌に負担の少ない成分で、お風呂に入れない環境では必需品となりました。

1枚づつラミパウチで密封された水拭きシート。赤ちゃんのお尻拭きにも使えますが、患者さんが普段使いするにも重宝するアイテムです。

震災直後は花粉の季節。花粉症や鼻炎を併発されている患者さんも多く、保湿成分配合のやわらかティッシュもレスキューパックに詰め込みました。その他、患者さんに評判の日焼け止めクリーム。洗顔石鹸も頂戴しお送りしました。

最も緊急性の高いアレルギー対応粉ミルクや赤ちゃん用米菓の出荷。

現地からのリクエストに、懇意のドクターからご支援頂いた哺乳瓶の出荷。

充分な手洗いが出来ない現地の衛生状態を考え、手指消毒剤(ハンディタイプ)の出荷。

ノンアルコールのウェットシートは患者さんも使用可能。子供用布マスクやアレルギー対応寒天ねんど。手作り低アレルゲンクッキーの出荷。

子供・大人用防寒具(スキーウェア上下)の出荷。上下のサイズ合わせが大変でした。 約500着を被災地にお送りしました。

大人用防寒具(スキーウェア)の出荷。 紙おむつ・赤ちゃん用肌着・マスク・ノンアルコールウェットシートなど、様々な商品の出荷。ご支援頂いた皆様方のお気持ちを無駄にする事のない様、一日でも早く現地にお届けしたいと気持ちが走ります。

【東日本大震災支援者数詳細】

青森県 2名 
山形県 3名 
秋田県 2名 
新潟県 6名 
岩手県 31名 
宮城県 109名 
福島県 76名 
栃木県 5名 
茨城県 5名 
埼玉県 3名 
東京都 7名 
静岡県 3名 
大阪府 3名
合計 251名

【震災支援物資提供企業】

株式会社アルボース、株式会社エクロール、エルピー技研株式会社、オーミケンシ株式会社、大島椿株式会社、亀田製菓株式会社、 株式会社グローバル、グンゼ株式会社、コウ・クレッセント株式会社、株式会社構造機能科学研究所、さんかく広場、株式会社サンワード商会、自然免疫応用技研株式会社、渋谷油脂株式会社、株式会社スマイルコットン、ダイワボウノイ株式会社、田中産業株式会社、大衛株式会社、有限会社てふてふ、テレビ大阪株式会社、株式会社永谷園、西川産業株式会社、株式会社 禾、平和バイオテクニカル株式会社、株式会社フタバ様、マクロフューチャー株式会社、マルホ株式会社、宮井株式会社、森永乳業株式会社、有限会社ユタカプロモーション&オフィス メイ、ヨネックス株式会社、津軽ENプロジェクト、岡本プランニング、島崎株式会社

【協会支援物資購入費用】

現金 172,514円
口座 135,295円
合計 307,809円

【他団体への支援寄付金】

3件 500,000円

【支援物資送達費】

550,400円

【協会支援総支出額】

1,358,209円(H23年3月〜12月)

【日本産業皮膚衛生協会 東日本大震災支援御礼】

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